2018年5月24日にアップした記事ですが、
2018年6月6日に、「物件エリア」の情報を追加しました。
2018年6月12日に、三重県のエリアを追加しました。
2018年7月10日に、「審査の流れ」を追加しました。
韓国系の金融機関のSBJ銀行の情報が入ったので、
整理のためにブログ更新します。
(2018年5月24日 時点)
下記情報の各項目については、
[clink url=”https://sakino-blog.com/loan-information-format/”]
を参照お願いします。
トライするべき人、狙うべき物件
結論ファーストで、先にまとめます。
トライするべき人
年収600万円〜の方であれば、
全国どこでも。
エリア関係なしに相談可能。
狙うべき物件
残存が5年〜10年ほど残っており、
利回りが7%以上ある物件。
※構造はどれでも
物件の最寄り駅から10分(頑張って15分)以内がベター。
事例
築20年の木造に20年の融資実績ありとのこと。
金融機関の特徴
SBJ銀行とは
新韓銀行の在日支店の事業を譲受け、
2009年(平成21年)9月14日に営業開始した日本の銀行。
評価方法(積算、収益など)
積算も見るが、基本的には収益評価。
7%〜から、取り上げしやすい。
地方だと利回り相場がもう少し上がるため
それにつられて基準利回りも上がる。
融資割合
基本的には90%。
ただし、案件により評価が出るものであれば110%〜120%の
融資を実行することもある。
※件数は多くない。
エリア
主債務者
全国どこでも取り扱い可能。
「札幌から九州まで、そこでも大丈夫ですか?」と
質問してみたところ、問題ないと回答が。
直近だと、愛知県の人が東京の物件を買いたいということで、
相談に来て、融資が通った様子。
物件
基本的には関東圏が望ましい。
その他は「政令指定都市」のような有名都市の物件であれば、
取り上げしやすい。
印象としては、駅に近くないと取り上げしてもらえない印象はある。
北海道札幌市は「中央区」だけ
札幌は支店がないが、取扱可能。
ただし、「中央区」のみが可能。
このあたりが札幌市中央区。
意外と山の方まで伸びている。
拡大するとこうなる。
↓
札幌市以外にも、西区や北区、白石区など
隣接の区も栄えているが、
基本的には中央区が好ましい。
隣の区の場合は、駅徒歩5分以内であれば取り上げやすい。
三重県
三重県は、鈴鹿市、津市、四日市市、桑名市は取り扱いが可能。
事例
①福岡県北九州市 駅10分以内の物件
SBJ銀行は福岡にも支店があるため、おそらく取扱可能とのこと。
②山口県下関市 駅徒歩15分の物件
都市としては規模があるが、物件による。
③東京都立川市 駅徒歩7分の物件
問題なし。
④千葉県松戸市 駅徒歩7分の物件
こちらも問題なし。
⑤鹿児島県小野
九州は福岡県以外は取扱不可。
やはり、入り口としては、駅からの距離が大きな基準になる様子。
金利
2.2%〜2.5%で実行していることが多い。
ANY住宅ローンセンターの金利は、3.1%前後。
ANYは提携業者から持ち込まれる区分マンションが多いとのこと。
自分の記憶だと、
3.3%〜3.6%の金利だと思っていたが、
上記金利が正しいとのこと。
取り扱い構造・融資期間
すべての構造で、
「耐用年数切れ物件への融資」は厳しい。
ただし、「残存が数年残っている物件」へ融資を出すことは可能。
[例]
築20年の木造に20年融資など。
W
45年ー経過年数
※ざっくり
S
54年ー経過年数
※ざっくり
RC
67年ー経過年数
※ざっくり
最長融資期間
最長25年。
新築や、築1年以内であれば、30年やるケースもあるが
基本的には25年。
築古でも30年、35年と融資をしてくれる印象があったが、
25年が最長とのこと。
融資限度額
(いくらまで借りられるか)
不明。
通りやすい物件価格
別の金融機関さんだと、
「1億円アンダーの融資額の方がやりやすい」事があるが、
そういったことはない。
5,000万円〜2億円を主なターゲットにしており、
「大きい物件のほうがやりがいがある」とコメントを貰った。
融資種別
(プロパー、アパートローン)
「アパートローン」、「プロパーローン」
という種別はなく、
すべて「不動産融資」という商品で提供される。
審査(承認)の流れ
金消契約から1営業日空ければ、決済は可能。
資料がすべて揃えば、だいたい2週間で承認が取れる。
そこから決済までは、お客さんのスピード感次第。
特例中の特例で、金消契約と決済を同時に行うこともあるが、
基本的には行わない。
審査の入り口
年収
規定はなく、
600万円〜700万円ほどからが取り上げやすい。
物件の返済を給与で補填するという考え方ではなく、
「物件単体で回るかどうか?」の判断のため、
年収については、そこまでシビアなスタンスではない。
金融資産
持っているに越したことはないが、
明確な規定はなし。
その他(年齢など)
不明。
所有物件に対しての考え方
(積算評価、収益評価など)
「新規購入する物件が、
しっかり回っていれば、
借り入れが1億円あっても大丈夫」とのこと。
多くの金融機関は、新規購入物件が優良でも
既存が回っていないとNGを出すことが多いので、
非常にありがたい。
コーポレートファイナンスより、
完全にプロジェクトファイナンスよりの考え方。
既存借り入れに対しての考え方
借り入れの多寡は関係なし。
購入形態(個人、法人)
新設法人での借入可能。
連帯保証
不明。
独自の評価観点など
不明。
備考
駅距離
当然、近い方がいいが、
10分以上はNGなど、規定があるわけではない。
とは言え、限界は20分程度で、その場合は近くに大学や工場があるなど
需要がプレゼンできないと厳しいとは思う。
早めに重説用意が必要
本格的に審査する際には重要事項説明書が必要になる。
不動産会社さんには早めに用意してもらいたい。
話してみた印象など
今まではローンセンターへ問い合わせをしていたせいか、
あまり積極的な印象はなかった。
しかし、「支店」へ問い合わせたところ、
とても積極的に情報を提供してもらえた。
出会いも、業者交流会と
非常にアクティブに活動されている印象。
余談
ANY住宅ローンセンター
SBJ銀行は、支店とは別に
「ANY住宅ローンセンター」がある。
こちらは、提携業者で融資が回っており、
新規の業者が持ち込んでも、あまり相手にされないことが多い。
ローンセンターの方針というよりは、本部の方針だそうで。
一棟ものではなく新築の区分マンションへの融資を得意としている。
「フリーローン」が別にある
建ぺい率、容積率オーバー物件、
既存不適格物件、
違法物件にも融資を出す、
「フローローン」というものがある。
※組み合わせて使うと言うより、全く別々の融資としてある。
セゾンファンデックスと新生インベスト&ファインナスが保証に入る。
都内の木造物件であれば、評価が出ることが多いそう。
こちらの融資は、駅チカが望ましく、
全体的に融資評価が辛い。
ぜひコメントお願いします!